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「仕事も、お金も、体調も不安。でも、何から手をつければいいのか分からない」
そんな状態で、身動きが取れなくなっていませんか。
どうも、パロです👺
結論から言うと、動けなくなるのは意志が弱いからではありません。
抱えている荷物が多すぎて、優先順位のつけ方が分からなくなっているだけです。
今回は、仕事・お金・引っ越し・体調という4つの不安を同時に抱え、「何から考えればいいのか分からない」状態だったDさん(20代女性)が、生活の土台を整えることから動き出した話です。
お金については、任意整理を経て自己破産の手続きを進めている最中でした。
「あれもこれも」で全部が中途半端になっている、そんな心当たりがある方にぜひ読んでほしい内容です。
📖 Dさんの転職ストーリー全編はこちら:転職12社目・ナルコレプシー。隠さず伝えて内定した話
🤝 Dさんのプロフィール

- 年齢・性別:20代・女性
- 職歴:アルバイトを含めて12社目
- 相談時点の状況:仕事・お金・引っ越し・体調の不安が同時に重なり、身動きが取れない状態(お金は、任意整理を経て自己破産の手続き中)
- 相談期間:約半年(チャットでの伴走)
- 結果:会計事務所の税務スタッフ(未経験)に内定
「一番不安なもの」から手をつけてはいけない

Dさんが相談に来てくれた時、状況はこうでした。
DさんDさん:「仕事、お金、引っ越し、体調など考えることが多すぎて、これからどう生きていけばいいのか分からず、不安や諦め、家族への申し訳なさを感じていました」
不安が複数重なると、多くの人は「一番不安なもの」から手をつけようとします。
Dさんの場合、それは間違いなくお金でした。



Dさん:「どれも重かったのですが、一番はお金の不安でした。当時はお金の知識がほとんどなくて、勧められるまま任意整理をして、それでも状況が改善せず、自己破産の手続きを進めている最中でした。通帳残高を毎日のように確認して、1円単位で生活費を計算する日々です」
でも、ここに落とし穴があります。
一番不安なものは、たいてい一番すぐには解決できないものだからです。
大きな不安から手をつけようとして、思うように進まず、結局また不安だけが残る。
この繰り返しで動けなくなっている人を、パロは何人も見てきました。
Dさんも、まさにこの状態でした。



Dさん:「正直、自分一人では整理することができませんでした。仕事、お金、引っ越し、体調と全部が同時に押し寄せてきて、『何から考えればいいのか』が分からなくなっていて。焦るあまり、あれもこれもと手を付けた結果、すべてが中途半端になっていました」



動けないのは、意志が弱いからではありません。抱えている荷物が多すぎるから、優先順位という「順番」が見えなくなっているだけです。順番さえ決まれば、人は動けます。
頭の中の不安を整理する3ステップ


Dさんと一緒に取り組んだのは、次の3ステップでした。
- 全部書き出す:頭の中にある不安を、大小問わず紙に出す
- 「今すぐ動かせるもの」と「時間がかかるもの」に分ける
- 生活の土台(住まい・睡眠・通院・お金の手続き)を最優先に置く
Dさんの場合、仕事・お金・引っ越し・体調という4つを書き出し、整理した結果、「生活の土台を整える」を最優先に決めました。



Dさん:「これまで何度も『無理をして体調を崩し、その結果すべてが崩れてしまう』という失敗を繰り返してきました。その経験から『土台のない頑張りは長続きしない』と身をもって学んだんです」
頭の中だけで考えていると、不安はどれも同じ大きさに見えてしまいます。
でも紙に書き出して並べると、「今すぐ動かせるもの」と「時間がかかるもの」の違いが見えてきます。
この作業だけで、頭の中の重さはかなり軽くなります。
なぜ転職より先に「生活の土台」なのか


「今すぐ転職したい」という気持ちが強い時ほど、転職活動を最優先にしたくなります。
でもDさんは、あえてそこを我慢しました。



Dさん:「以前は整える前に動いてしまって失敗することが多かったので、今回は焦らず土台づくりを最優先にしようと決めました」
体調が不安定なまま、住まいも定まらないまま転職活動を始めると、判断力が落ちます。
判断力が落ちた状態で選ぶ会社は、また合わない可能性が高い。
これが「転職を繰り返してしまう」入り口になりやすいのです。
お金の手続きと転職活動は、同時に走らせない
Dさんの「土台」には、進行中だったお金の手続きも含まれていました。
任意整理・個人再生・自己破産などは、まとめて「債務整理」と呼ばれる、生活を立て直すための正規の手段です。
恥ずかしいことでも、人生が終わることでもありません。
ただ、これを転職活動と同時に走らせるのは、かなりしんどい。
書類のやりとりや期日が続きますし、何より「早くお金を稼がなきゃ」という焦りが、そのまま求人選びの妥協につながります。
Dさんが建設業界に飛び込んだ理由も、正直に言えば「紹介金がもらえることに惹かれたから」でした。
1円単位で生活費を計算している状態で求人を見れば、誰でも目先の金額で決めてしまいます。
Dさんは、相談を始めて間もなくこの手続きがひとつの区切りを迎え、そのあとで転職活動を本格化させました。
順番を守ったからこそ、後の場面で「内定を辞退する」という選択肢まで残せています。
※手続きの判断は、必ず弁護士・司法書士などの専門家にご確認ください。
逆に、住まい・睡眠・通院という土台が整うと、求人を見る目も自然と落ち着きます。
焦って飛びつくのではなく、「これは自分に合っているか」を考える余裕が生まれる。
これは、次の段階である「転職の軸づくり」にそのままつながっていきます。
📖 軸の作り方については、こちらで詳しく解説しています:転職の軸は「興味」より「続けられるか」で決める
一人では整理できない、というのは自然なこと


Dさんが繰り返し口にしていたのが、「自分一人では整理できなかった」という言葉です。



Dさん:「そんな時に相談し、一つずつ優先順位を整理してもらったことで、ようやく冷静に物事を考えられるようになりました。あの時、一人だったら今のようには整理できていなかったと思います」
もうひとつ、Dさんが半年間の終わりに語ってくれた言葉があります。



Dさん:「心が疲れている時の自分の判断は、本当に信用できないことがあります」
これは、とても大事な指摘です。
不安が重なっている時ほど、視野は狭くなります。狭くなった視野で自分一人で決めた優先順位は、思い込みに引っ張られやすい。
だからこそ、誰かに話すこと自体が整理になります。相談相手は、専門家である必要はありません。友人でも、家族でも構いません。
※ここで大切なのは、「相談すれば必ず解決する」わけではないということです。
相談は、あくまで整理の手段のひとつ。最終的に動くのは、いつも自分自身です。
具体アクション|今日からできること


- 紙に不安を全部書き出す(10分でOK。大小問わず、思いついた順でいい)
- 書き出したものに「今週動かせるもの」の印をつける
- 睡眠・通院・住まいのうち、崩れているものが1つでもあれば、それを最優先に置く
まとめ|順番さえ決まれば、動き出せる


- ✅ 「一番不安なもの」から手をつけると、たいてい行き詰まる
- ✅ 不安は「書き出す→分ける→生活の土台を最優先に置く」の3ステップで整理できる
- ✅ 転職活動より先に、住まい・睡眠・通院という土台を整えると、判断力が落ちない
- ✅ 一人で整理できないのは自然なこと。誰かに話すこと自体が整理になる
Dさんの職歴やお金の状況は、相談したその日に変わったわけではありません。
変わったのは、頭の中がぐちゃぐちゃだった不安に「順番」がついたこと。
それだけで、止まっていた足が少しずつ動き始めました。
📖 あわせて読みたい:転職12社目・ナルコレプシー。隠さず伝えて内定した話(Dさんの転職ストーリー全編)
👺 パロからのひと言
「全部同時に何とかしなきゃ」と思っている時ほど、実は一番動けなくなっている時だったりします。
パロ自身、転職7回のうち焦って全部を一気に片づけようとして、結局どれも中途半端になった経験があります。
全部を一気にやらなくていい。
順番を決めるだけで、明日から少しずつ動けます。読んでくれてありがとうございました👺✨
何から手をつければいいか、一人で決めなくていい
「不安が多すぎて、何から手をつければいいか分からない」
そんな状態のまま、一人で抱え込んでいませんか。
パロのチャット相談では、Dさんと進めたのと同じように、頭の中にある不安をひとつずつ書き出し、順番を一緒に整理していきます。答えを急がなくて大丈夫。ひと言から始めましょう。
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生活の土台が整い、いよいよ求人を見る段階になったら、転職エージェントを「市場を知るための手段」として使ってみてください。
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なお、お金の不安が大きい場合は、まず公的な相談窓口に当たることをおすすめします。
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