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「こんな複雑な職歴の自分を、雇ってくれる会社なんてあるわけがない」
転職回数の多さに、後ろめたさを感じていませんか。
どうも、パロです👺
結論から言うと、転職回数の多さ=忍耐力不足、ではありません。本当に見るべきは「なぜ辞めたか」ではなく「何が続かなくさせたか」です。
今回は、アルバイトを含めて12社目という職歴に強いコンプレックスを抱えていたDさん(20代女性)が、その職歴の中に強みを見つけるまでの話です。
職歴の多さで自分を責めている方に、シリーズの締めくくりとして読んでほしい内容です。
📖 Dさんの転職ストーリー全編はこちら:転職12社目・ナルコレプシー。隠さず伝えて内定した話

転職回数の多さ=忍耐力不足、という思い込み

Dさんは、アルバイトを含めると12社目。この数字に、強いコンプレックスを抱えていました。
DさんDさん:「アルバイトも含めると12社目で、『こんな複雑な職歴の自分を他の会社が雇ってくれるわけがない』と感じていました。転職回数が多いことに強いコンプレックスがあって、『何をしてもまた失敗するかもしれない』という恐怖もありました」
転職回数が多いと、「忍耐力がない」「すぐ辞める人」と見られるのではという不安が付きまといます。
でも、Dさんの辞めた理由をひとつずつ振り返ると、多くは「体調を崩した」「合わない環境だった」というものでした。
これは、心身の安全が守られない環境からの、まっとうな撤退です。飽きたわけでも、甘えでもありません。



続かなかったのは、あなたが弱いからではありません。環境が合っていなかっただけです。回数の多さは、それだけ多くの「合わない環境」を見極めてきた証拠でもあります。
「相談すること自体への恐怖」という隠れた壁


職歴コンプレックスが強い人ほど、実は相談のハードルが上がります。この記事の隠れた核心とも言える部分です。



Dさん:「『怠けているだけじゃないか』『頑張りが足りないと思われるのではないか』と、自分を否定されることが怖かったです」
Dさんは、こうも話してくれました。



Dさん:「一人で抱え込むことに限界を感じ始めていました」
それでも、Dさんは勇気を出して相談を選びました。相談をためらう気持ちは、とても自然なものです。まず「少し聞いてほしい」の一言からで大丈夫です。
「経歴を隠す」という選択肢を手放したこと


職歴が多いと、「どう見せるか」「どう取り繕うか」に意識が向きがちです。でもDさんが選んだのは、経歴も正直に伝えることでした。
その判断の根っこにあったのは、「採用されるため」ではなく「長く続けるため」という考え方です。この基準は、職歴の伝え方にも、ナルコレプシーという持病の伝え方にも共通していました。結果として、未経験の職種で内定を得ています。
📖 「誠実に伝える」という選択については、こちらでも詳しく解説しています:持病は転職で伝えるべき?隠すべき?判断の軸
コンプレックスの裏側にあった強み


Dさんは「12社の職歴」を持つと同時に、こんな経験も持っていました。
前職でAIを業務に活用し、周囲がほとんど使っていない中で、自分はアプリ作成まで挑戦していたこと。そして、高校時代に取得した資格の学習を、あらためて再開していたこと。



Dさん:「前職でAIを業務に活用していた時、思っていた以上にまだAIが職場に浸透していないことを実感していました。周りの方がAIをほとんど使ったことがない中で、自分はアプリを作るところまで挑戦していたこともあり、『これは自分の強みになるかもしれない』と初めて思えたんです」
強みは「特別な経歴」ではなく、「自分が当たり前にやっていること」の中にあります。転職回数が多い人ほど、実は多様な環境を経験しています。その事実自体が、強みに翻訳できるのです。
自己否定から抜け出したサイン


内定の連絡を受けた時、Dさんはこう振り返っています。



Dさん:「最初は『えっ、本当に私でいいの?』という、信じられない気持ちでいっぱいでした。それでも、少しずつ喜びをかみ締める中で、『自分はちゃんと頑張れていたんだ』と初めて実感することができました」
そして、半年前の自分と今を比べて、こんな言葉も残しています。



Dさん:「あの時期を乗り越えられたからこそ、これから何か大変なことが起きても『あの頃と比べたら、ちょろいもんだぜ』くらいの気持ちでいられます(笑)」
変わったのは経歴ではなく、経歴の受け止め方でした。12社という数字は、半年前と変わっていません。
それでも、コンプレックスの塊だった手帳は、今は「お守り」に変わったと言います。
具体アクション|今日からできること


- 職歴を「辞めた理由」ではなく「その環境で何が合わなかったか」で書き直してみる
- 自分が「当たり前にやっていること」を3つ書き出す(それが強みの候補になります)
- 誰かに話す時、「友人のことなんだけど」と前置きしてもいい
まとめ|経歴は変わらなくても、受け止め方は変わる


- ✅ 転職回数の多さは「忍耐力不足」ではなく「合わない環境からの撤退」の積み重ね
- ✅ コンプレックスが強い人ほど、相談のハードルが上がりやすい
- ✅ 強みは「特別な経歴」ではなく「自分が当たり前にやっていること」の中にある
- ✅ 変わるのは経歴ではなく、経歴の受け止め方
最後に、Dさんが同じように悩んでいる人へ贈ってくれた言葉を紹介します。
とにかく、一人で悩まないでほしいです。心が疲れている時の自分の判断は、本当に信用できないことがあります。それでも「少し聞いてほしいことがある」「助けてほしい」と一言伝えるだけでも十分です。
大切な判断を、一人だけで決めないこと。これだけは守ってほしいです。
📖 あわせて読みたい:転職12社目・ナルコレプシー。隠さず伝えて内定した話(Dさんの転職ストーリー全編)
👺 パロからのひと言
これでDさんのシリーズは、いったんおしまいです。パロも転職7回・8社を経験していて、履歴書の職歴欄が長くなるたびに、心のどこかで身構えていた時期がありました。
でも今は思います。回数の多さは、弱さの証明ではなく、それだけ多くの環境を見極めてきた証拠だと。Dさんの半年間が、同じように自分を責めている誰かの背中を、少しでも押せますように。読んでくれてありがとうございました👺✨
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