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また書類で落ちた。面接にすら進めない…
何がダメなのか分からないまま、応募するのが怖くなってきた。
書類選考の結果は、たいてい理由が書かれていません。
「お見送り」の連絡だけが続くと、何を直せばいいのか分からず、気持ちばかりが削られていきますよね。
先に結論をお伝えします。
書類選考が通らないときは、原因を「応募先」「書類の中身」「応募の進め方」の3つに分けて見直してください。
書類だけを何度も書き直しても、原因が応募先の選び方にあるなら、結果は変わりません。
どこに原因があるかを先に見極めるのが、いちばんの近道です。
申し遅れました、キャリア相談士のパロです👺
30代前半までに7回転職して8社を経験し、いまは8社目に腰を据えて働きながら、副業で1,000件を超えるキャリア相談を受けています。
転職回数が多いぶん、書類の書き方にはずいぶん悩んできました。
この記事では、相談の場で一緒に書類を見直してきた経験と、インタビューさせていただいた方の実例をもとに、書類選考の見直し方をお渡しします。
(ご本人が特定されないよう、内容は一部ぼかしています。結果は一人ひとりの状況によって異なります)
🗺 この記事は 転職完走ロードマップ STEP 3|書類をつくる の記事です。→ 前後のSTEPを見る(全行程マップ)
書類選考が通らないときは、まず原因を3つに分ける


相談の場で書類を一緒に見るとき、私はまず、原因がどこにありそうかを切り分けます。
- 応募先:求人が求める経験と、自分の経験がずれていないか
- 書類の中身:経験が、相手に伝わる言葉で書けているか
- 応募の進め方:1社ずつ結果を待っていないか、応募の幅が狭すぎないか
迷ったら、①から順に見てください。
応募先がずれていると、どれだけ書類を磨いても通りにくいからです。
原因① 応募先と、自分の経験がずれている


求人票には、必ず「求める経験」が書かれています。
そこと自分の経験の重なりが小さいと、書類の段階で見送られやすくなります。
以前、事務の仕事をしながら、採用・人事の仕事に移りたいと考えていた方の相談を受けました。
人事の求人に応募しても、なかなか書類が通らない状況でした。
私はこうお伝えしました。
今の職場で事務を続けている限り、人事としての評価が上がる経験は積みにくいと思います。
このまま年齢を重ねると、年齢と人事としての経験が合わず、より書類選考が厳しくなるかもしれません。
(相談の場で私がお伝えした言葉より)
そのうえで、目指す仕事に近い職種へ、応募の幅を広げる方法もお伝えしました。
たとえば人事なら、人材紹介や求人広告の営業のように、採用に関わる仕事から入る道があります。
いきなり本命の職種に届かなくても、近い場所から経験を積めば、次の書類は通りやすくなります。
その方は最終的に、採用の仕事で評価してくれた会社に進むことを決めました。
収入は一時的に下がる見込みだったので、私は先に、その収入で生活できるかを家計で確かめてもらうようお伝えしています。
やりたい仕事に近づくときも、生活の土台は守ってください。
「求める経験」と自分の経験を、線で結んでみる
応募する前に、求人票の「必須条件」「歓迎条件」を書き出し、自分の経験と1つずつ線で結んでみてください。
結べる線が少ない求人ばかりに応募しているなら、原因①の可能性が高いです。
応募先がどんな経験の人を採っているかは、求人票のほかに、その会社に転職した人の体験談からも見えてきます。
ワンキャリア転職![]()
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応募先の口コミの読み方は、転職の口コミサイトは信用できる?|ブラック企業を避ける読み方と使い方にまとめています。
原因② 書類の中身が「伝わる形」になっていない


応募先が合っているのに通らないなら、書類の書き方を見直します。
よくあるのは、次の3つです。
経験を「相手の言葉」に翻訳できていない
同じ経験でも、応募先が知りたい形に言い換えると、伝わり方が変わります。
転職回数が多い人ほど、この翻訳で結果が変わります。
書き方は、転職回数が多い職務経歴書の書き方で、私自身の経歴を例に紹介しています。
💬 翻訳の例(◯には自分の数字を入れる)
書き換える前:「営業事務として、受発注業務を担当」
書き換えたあと:「営業事務として、月◯件の受発注を担当。入力ミスが続いていた手順を見直し、確認の仕組みを作った」
応募先が「正確さ」や「改善する力」を求めているなら、後者のほうが、何ができる人なのかが伝わります。
実績を盛ってしまう
「回数の不利を実績で挽回しなきゃ」と、関わっただけの仕事を「主導した」と書いてしまう。
これは、書類が通っても面接で掘られて崩れます。
盛るより、自分が実際にやったことを具体的に書くほうが、結局は通ります。
志望動機と自己PRが、応募先ごとに変わっていない
どの会社にも同じ文章を出していると、「うちでなくてもいいのでは」と受け取られます。
志望動機は転職の志望動機が書けない人へ、自己PRは自己PRで強みが書けない人へで、組み立て方を紹介しています。
原因③ 応募の進め方|数と並べ方
書類の結果を、1社ずつ待ってから次に応募していると、時間ばかりがかかります。
結果を待つあいだに気持ちも沈みやすくなります。
何社かを並行して応募し、結果を待つ時間を減らすのがおすすめです。
あわせて、本命だけでなく、少し幅を広げた求人も混ぜておくと、気持ちの余裕が生まれます。
また、書類選考の結果には、相性やタイミングも大きく関わります。
同じ書類でも、募集の時期や、すでに他の候補者で決まりかけていたかどうかで、結果が変わることがあります。
1社の結果だけで、自分の価値を決めないでください。
落ちた書類を見直す手順
書類で落ちたときは、次の順番で見直すと、直す場所がはっきりします。
- 求人票の「必須条件」と自分の経験を線で結び、重なりを確かめる(原因①)
- 冒頭の要約に、応募先が知りたい経験が書かれているか確かめる(原因②)
- 盛っている表現がないか、面接で聞かれても話せる内容か確かめる(原因②)
- 志望動機が、その会社ならではの理由になっているか確かめる(原因②)
- 応募のペースと幅が、狭すぎないか確かめる(原因③)
書類で落ちた直後は、心も折れそうになります。
以前インタビューさせていただいたHさんは、条件がほぼ理想だった第一志望に書類で落ちました。
それでも、落ちた理由を「自分の性格」ではなく「条件が合わなかった」と切り分けて行動を続け、約1か月後に「心から働きたい」と思える会社から内定を得ています。
そのときの立て直し方は、転職で落ちた後の立ち直り方でくわしく紹介しています。
よくある3つの質問
Q. 転職回数が多いと、書類は通りにくいですか?
回数だけで決まるわけではありません。
大事なのは、経歴のつながりと、次はなぜ続くと言えるかを、書類で伝えられるかです。
回数ごとの考え方は30代の転職回数は何回から多い?、書き方は転職回数が多い職務経歴書の書き方にまとめています。
Q. 空白期間(ブランク)があっても、通りますか?
通ります。
空白期間に何をしていたか、なぜ今働きたいのかを、短く正直に書くことが大切です。
正社員としてのブランクが10年あっても内定をつかんだ方の話は、Hさんのインタビュー記事で紹介しています。
Q. どのくらい書き直せばいいですか?
全部を一度に書き直す必要はありません。
上の手順で原因を1つに絞り、そこだけ直して、また応募してみてください。
直す場所を絞ったほうが、何が効いたのかも分かりやすくなります。
まとめ|書類選考が通らないときは、原因を分けて見直す


最後に、要点をまとめます。
- 書類選考が通らない原因は、応募先・書類の中身・応募の進め方の3つ
- 原因①:求人が求める経験と自分の経験がずれていたら、近い職種へ幅を広げる
- 原因②:経験を相手の言葉に翻訳する。盛らない。志望動機は応募先ごとに
- 原因③:何社か並行して応募し、結果を待つ時間を減らす
- 落ちたのは、自分に価値がないからではなく、条件やタイミングが合わなかっただけ
書類で落ち続けると、自分を否定されたように感じます。
でも、原因を分けて見れば、直せる場所は必ず見つかります。
一度に全部ではなく、ひとつずつ。
書類の見直し、一緒にやりませんか
「自分の書類のどこが悪いのか、客観的に見てほしい」
「応募先の選び方が合っているのか、相談したい」
そんなときは、気軽に声をかけてください。
パロの公式LINEでは、チャットで転職の相談を受けています。
原因の切り分けから、一緒にやりましょう。
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