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働きながら転職活動って、現実的に無理じゃないですか?
平日は面接に行けないし、家に帰ったら何もできない…
相談でいちばん多い悩みのひとつです。そして多くの方が、この壁の前で「もう辞めてから探そうかな」と考え始めます。
先に結論をお伝えします。在職中の転職活動がきついのは、時間がないからではありません。
本当の壁は面接の日程・気持ちの切り替え・バレる不安の3つです。時間術の記事をいくら読んでも折れるのは、詰まっている場所が違うからです。
申し遅れました、キャリア相談士のパロです👺
30代前半までに7回転職して8社を経験し、いまは8社目に腰を据えて働きながら、副業で1,000件を超えるキャリア相談を受けています。
正直に書きます。私は「辞めてから探す」を何度もやった側の人間です。
だからこそ、そこで何が起きるかを具体的に書けます。
この記事では、その失敗と、在職中に進めるための順番・時間の作り方をお渡しします。
🗺 この記事は 転職完走ロードマップ STEP 2|市場を知る・求人を見る の記事です。→ 前後のSTEPを見る(全行程マップ)
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「辞めてから探す」を何度もやった私が、在職中を勧める理由


説得力のために、先に自分の失敗を出します。私の8社の中には、収入が止まった状態で次を探した時期が何度もあります。
実話①|感情のまま「辞めます」と言ってしまった(4社目)
販促企画の営業をしていた4社目で、上司と衝突し、その場の感情で「辞めます」と言いました。
次が決まっていたわけではありません。
その結果どうなったか。次の仕事を探すまでのつなぎとして、期限付きの仕事に就きました。
それが5社目の就労支援施設です。
仕事自体は今でも大切な経験ですが、選んだ動機の一部は「収入を止めないため」でした。
詳しくは勢いで退職して後悔した話に書いています。
実話②|契約期間の満了と同時に、次が無かった(3社目)
やりたかった外国人向けの人材営業。結果を出せず、契約期間の満了とともに会社を去りました。終わりの日が決まっていたのに、その手前で動けなかったのが失敗です。
在職中に動く最大のチャンスは、実は「辞めることが自分の中で決まった瞬間」です。私はそこで固まってしまいました。
実話③|体調を崩してから辞めた(7社目)
コールセンターの仕事が合わず、最終的に体調を崩して退職しました。
これは唯一、在職中に動かなくて正解だったケースです。
体が壊れかけているときに転職活動を足すのは、無理です。この記事は在職中を勧めていますが、健康を削ってまでやることではありません。ここだけは先に言っておきます。
共通して起きたのは「条件を下げる」こと
3つに共通していたのは、時間ではなくお金でした。
収入が止まると、月が変わるたびに「まあ、ここでもいいか」の線が下がっていきます。これは意志の弱さではありません。誰でもそうなります。



在職中のいちばんの強みは、時間があることじゃないんです。断れることです。
収入が続いていれば、合わない求人を断れます。急かされても待てます。
だから多少不便でも、在職中に進める価値があります。
すでに辞めたあとの方も、悲観しなくて大丈夫です。土台の作り方は仕事を辞めてからの転職活動|退職後にやるべき5つのことにまとめています。私も、そこから何度も立て直しました。
在職中がきついのは「時間がない」からではない


「在職中 転職活動」で検索すると、3ヶ月のスケジュール表がたくさん出てきます。あれ自体は正しいのですが、相談で実際に折れる場所は、そこではありません。
詰まるのは、この3つです。
| 本当の壁 | 何が起きるか |
|---|---|
| ① 面接の日程 | 平日の日中に指定される。半休が続き、職場で気まずくなる |
| ② 気持ちの切り替え | 面接で落ちた翌日も、何食わぬ顔で現職に行かないといけない |
| ③ バレる不安 | スーツ、離席、スマホ。見られている気がして消耗する |
この3つは、朝活や時短術では解決しません。それぞれに個別の対処があります。①はこのあとの「時間の作り方」、③は「バレないための最低限」で扱います。
②の気持ちの切り替えについてだけ、ここで書いておきます。
在職中の転職活動は、落ちた事実を誰にも言えないのがしんどさの本体です。同僚にも家族にも言いにくい。ここを一人で抱えると、活動そのものが止まります。
落ち込みが長引くようなら、転職で落ちた後の立ち直り方と、転職活動がしんどくなったら休止してもいい話を置いておきます。在職中は、いつでも止められるのが強みでもあります。
在職中の転職活動の進め方|順番はこの4つだけ


やることを増やすと続きません。在職中は4つだけに絞ってください。順番を守るのが唯一のコツです。
① 軸とNG条件を、動く前に決める(平日はいらない)
最初にやるのは、求人を見ることではありません。「何のために変えるのか」と「これは無理」の線引きです。
ここが在職中に一番向いている作業です。
理由は単純で、平日の日中がまったく要らないから。休日に2時間もあれば形になります。
そして、これを飛ばすと在職中の活動は必ず破綻します。
軸がないまま応募を始めると、紹介された求人を片っ端から受けることになり、平日の面接が無限に増えるからです。時間がないのに時間を食う進め方を選んでしまう。
やり方は転職の軸の決め方と、求人選びに迷わない「NG条件リスト」の作り方のテンプレをそのまま使ってください。
② 応募は同時に3〜5社。1社ずつは在職中に向かない
丁寧に1社ずつ受ける進め方は、離職中なら成立します。在職中には向きません。
理由は2つ。1社あたりの結果が出るまで2〜4週間かかるので、1社ずつだと半年経っても数社しか受けられない。そして比較対象がないと、1社目の内定を断れないからです。断れることが在職中の強みなのに、それを自分で捨ててしまう。
逆に増やしすぎると、平日の面接が処理しきれません。3〜5社を同時に走らせて、1社決まるか落ちるたびに補充する。この形がいちばん回ります。
③ 面接の候補日は、先に自分で作っておく
在職中でいちばん消耗するのが日程調整です。ここは先手を打つと激減します。
やることは、向こう3週間ぶんの「出せる時間」を先に決めておくだけ。
- 平日18時以降で出られる曜日を2つ
- 半休を取れそうな日を月2日ぶん
- 土日のオンライン面接を受けられる時間帯
これをメモに持っておくと、日程を聞かれた瞬間に返せます。返信が早い応募者は、それだけで印象がいいという副産物もあります。
そして、在職中であることは最初に伝えてしまってください。隠すほうが不利になります。
現在就業中のため、平日は18時以降か、半休を取得しての午前中でしたら調整可能です。直近ですと〇日・〇日が空いております。
この一文で、たいていの会社は合わせてくれます。中途採用をする会社は、在職中の応募者を毎回相手にしているからです。
④ 内定が出るまで、退職は切り出さない
当たり前に見えて、いちばん破られるルールです。
「もう決めたから」と先に伝えてしまうと、その瞬間から期限つきの活動に変わります。退職日が決まり、そこに向けて焦り、条件を下げる。私が4社目でやった失敗の、もう少し丁寧な版です。
正式に内定が出て、労働条件通知書を書面で受け取ってから。順番はこれだけです。
内定が出たあとの確認事項は転職で内定もらったけど迷う…入社すべきか判断する3つのポイントにまとめてあります。
平日の時間を作る、現実的な方法


「早起きして自己分析」は、私はまず勧めません。続かないからです。仕事で消耗している人が睡眠を削ると、転職活動より先に本業が崩れます。
相談していて実際に機能しているのは、この3つです。
| 使う時間 | そこでやること |
|---|---|
| 移動・通勤 | 求人を見る、スカウトに返信する(考えなくていい作業) |
| 昼休みの後半15分 | 日程の返信、応募先の一次チェック |
| 休日の2時間×2回 | 軸・NG条件・職務経歴書・志望動機(考える作業) |
ポイントは、「考える作業」と「考えなくていい作業」を分けて、置く場所を変えることです。
疲れた平日の夜に職務経歴書を書こうとして固まる
これが在職中の挫折パターンの典型です。
書類は一度作れば使い回せます。志望動機も、書き直すのは最後の一文だけで済みます
(転職の志望動機が書けない人へ)。最初の休日2回に集中投資して、あとは軽い作業だけ回すのが在職中の設計です。
それから、有給の使い方をひとつ。面接のたびに半休を取ると目立ちます。可能なら1日の有給に2社まとめる。午前と午後で2社受けると、休みの回数が半分になります。
現職にバレないための最低限(と、やらなくていいこと)


心配しすぎる方が多いので、線を引いておきます。やるのはこの3つだけで十分です。
- 連絡手段を分ける:登録は私用のメールアドレスと私用スマホで。会社のPC・会社のメールは絶対に使わない
- スカウトの公開範囲を設定する:転職サイトには、現職や関連会社に自分を見せない設定(ブロック機能)があります。登録直後に必ず入れる
- 面接の日は服装を普段どおりに:普段が私服の職場でスーツは目立ちます。面接前に着替えるほうが安全
逆に、やらなくていいことも書いておきます。
SNSの全削除、同僚への嘘の作り込み、休みの理由の細かい説明。
ここに労力を使うと、活動より隠蔽で疲れます。
有給の理由は、法律上そもそも伝える義務がありません。「私用です」で足ります。
なお、休職中の方の転職活動は事情が違います。バレるリスクや進め方は休職中に転職活動して大丈夫?にまとめました。
在職中こそエージェントが効く、たった1つの理由
エージェントの価値は、よく「求人の紹介」だと説明されます。在職中に限って言えば、私はそこではないと思っています。
在職中の最大の価値は、日程調整を代わりにやってくれることです。
さきほど「在職中でいちばん消耗するのは日程調整」と書きました。応募先が3〜5社になると、それぞれと個別にメールのやりとりが発生します。働きながら、これを全部自分でさばくのはかなりきつい。
担当者に「平日は18時以降と、月2回の半休なら出られます」と一度伝えておけば、あとは向こうが企業側と調整してくれます。落ちたときの連絡も、代わりに受けてくれる。
②の「気持ちの切り替え」の負担も、ここで少し軽くなります。
求人を紹介してもらうより、そっちが助かるかも…
ただし、急かしてくる担当者に当たると逆効果になります。
合わないと感じたら担当変更を申し出て大丈夫です(転職エージェントに急かされる時の対処法)。
在職中は収入が続いている以上、急ぐ必要はこちらには一つもありません。
登録も相談も無料です。求職者がお金を払うことはありません(採用が決まった企業側から報酬が入る仕組みです)。
📖 「自分が登録しても大丈夫かな」と迷う方は、リクルートエージェントの評判は?【向いてる人・避けるべき人】を先に読んでみてください。年齢制限はなく、40代・50代でも入口は同じです。
自分のペースで進めたい方は、エージェントを使わない進め方もあります(転職エージェントを使わない転職方法4選)。在職中は時間が限られるぶん、使うか使わないかは「日程調整を自分でさばけるか」で決めるのが実務的です。
よくある2つの質問
Q. 在職中だと「すぐ来られない」で不利になりませんか?
ほとんどの場合、不利になりません。むしろ在職中のほうが評価されやすいのが実情です。今も働けている事実が、そのまま健康と信用の証明になるからです。
入社日については、正直に「引き継ぎを含めて1〜2ヶ月いただきたい」と伝えれば通ります。逆に、その待ち時間を許容できない会社は、退職者にも同じ扱いをする会社だと考えたほうがいいです。ここは見極めの材料になります。
Q. どのくらいの期間で終わりますか?
在職中は、離職中より長くかかります。それでいいと思ってください。
大事なのは期間より、いつでも止められる状態を保つことです。
在職中の活動には期限がありません。しんどくなったら1ヶ月休んでも、収入は続いています。
これは離職中には絶対にできないことです。
ただし、いつまでもだらだら続くのが不安な方は、「3ヶ月やって手応えがなければ、軸から見直す」という区切りだけ決めておくといいです。期限ではなく、点検の日として置いてください。
まとめ|在職中の強みは、時間ではなく「断れること」


最後に、要点をまとめます。
- 辞めてから探すと、月が変わるたびに「まあここでもいいか」の線が下がる。私は何度もやりました
- 在職中がきついのは時間ではなく、日程・気持ちの切り替え・バレる不安の3つ
- 順番は4つ。軸とNG条件を先に決める → 同時に3〜5社 → 候補日を先に作る → 内定まで退職を切り出さない
- 時間は「考える作業」を休日に集中投資し、平日は軽い作業だけ回す
- 隠蔽に労力を使わない。連絡手段・スカウトのブロック設定・服装の3つで十分
在職中の転職活動は、たしかに不便です。
でもその不便は、「合わない会社を断れる」という一点と引き換えです。私はその一点を何度も手放して、そのたびに後悔しました。
いま在職中の方は、いちばん有利な場所に立っています。焦らなくて大丈夫です。
働きながらの進め方を、一緒に組みませんか
「何から手をつければいいか分からない」
「面接の日程が組めなくて、応募が止まっている」
そう思ったら、気軽に声をかけてください。パロの公式LINEでは、チャットで転職の相談を受けています。私も働きながら副業で相談を受けているので、平日の夜や休日のやりとりで大丈夫です。
相談実績1,000件以上|キャリア相談士パロ👺











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