どうも、PAROです。
「今の仕事を辞めたい。でも、次にどんな会社を選べばいいのか分からない」
転職を考えるとき、こんなふうにモヤモヤした経験はありませんか?
私はこれまで転職を7回してきました。給料や人間関係、会社の将来性……
いろんな理由で職場を変えてきて、正直、失敗も後悔もたくさんしています。
その一つひとつは、過去に「私の履歴書」として8回シリーズで書いてきました。
- 【私の履歴書①】転職7回 8社目のPAROの経歴 卸売り ルート営業
- 【私の履歴書②】転職7回 7社目のPAROの経歴 コールセンター
- 【私の履歴書③】転職7回 6社目のPAROの経歴 管理システム 法人営業
- 【私の履歴書④転職7回】5社目の就労支援施設 スタッフ編
- 【私の履歴書⑤転職7回】4社目の販売促進 企画営業の話
- 【私の履歴書⑥転職7回】3社目の外国人向け人材営業の話
- 【私の履歴書⑦転職7回】2社目の人材業界 営業の話
- 【私の履歴書⑧転職7回】1社目の印刷会社 現場スタッフの話
7回も転職を繰り返して、ようやく気づいたことがあります。
パロそれは、転職で一番大事なのは「転職の軸」を持つことだ、ということです。
この軸がないまま職場を変えると、また同じ不満にぶつかって、転職を繰り返すことになります。
逆に軸さえ定まれば、会社選びで迷わなくなり、入社後の後悔もぐっと減ります。
今日はその「転職の軸の決め方」を、私の失敗も交えながらお話しします。


なぜ「転職の軸」がないと、転職はうまくいかないのか


転職の理由は人それぞれです。
- 給料を上げたい
- 会社の将来性や方向性に不安がある
- 働き方(残業・休日・場所)を変えたい
- 人間関係に疲れた
どれも立派な転職理由です。でも、ここで一つ落とし穴があります。
それは、「今がイヤだから」という理由だけで動くと、転職そのものが目的になってしまうということ。
私自身がまさにそうでした。
給料が低いから、人間関係がしんどいから、と目の前の不満を消すために職場を変える。ところが新しい会社に入ると、今度は別の不満が見えてくる。「思っていたのと違う」と感じて、また次を探す……。
この繰り返しで、気づけば7回も転職していたわけです。
後から振り返ると、原因ははっきりしています。
「自分は何のために働くのか」という軸がなかったんです。
軸がないと、転職の判断基準が「今より少しマシかどうか」しかありません。だから、少しでも不満が出るとまた揺らいでしまう。
逆に言えば、軸さえあれば「この会社は自分の目的に近づけるか?」というモノサシで判断できます。転職後の後悔を減らし、意味もなく職場を転々とすることを防げる——これが、軸を持つ最大のメリットです。
もし、あなたがすでに転職回数を重ねてしまって不安を感じているなら、転職回数が多い30代でも正社員になれる話もあわせて読んでみてください。回数そのものより「軸」で語れるかどうかが大事、という話をしています。
そもそも「転職の軸」とは何か?


「転職の軸」と言うと難しく聞こえますが、
要は「自分の人生で実現したい状態にたどり着くための、ブレない目的」のことです。
私はこれを「目的の軸」と呼んでいます。
ここで大切なのは、「転職」はあくまで手段であって、目的ではないということ。
たとえば「家族と過ごす時間を増やしたい」という目的があるとします。それを叶える手段は、転職だけではありません。
- 今の会社で部署異動を願い出る
- リモートワークを交渉する
- 働き方を変える……
いろいろあるはずです。
目的の軸が定まると、「そもそも転職すべきなのか?」という問い自体を、冷静に考えられるようになります。
目的が曖昧なまま転職という手段だけに飛びつくと、こうなります。
- 目的が明確でないと、転職しても新しい不満が溜まりやすい
- 転職が本当に最適な手段だったのか、後から分からなくなる
だからこそ、まずは「何のための転職なのか」——目的の軸をはっきりさせることが、すべての出発点になります。
「転職の軸」の代表的な3つのタイプ
とはいえ、いきなり「あなたの軸は?」と聞かれても難しいですよね。イメージをつかむために、私がよく相談を受ける中で多い「軸のタイプ」を3つ紹介します。自分に近いものがあれば、そこを出発点にしてみてください。
- お金の軸:年収を上げたい、安定した収入がほしい。生活の土台を守りたい人の軸。
- 時間・働き方の軸:残業を減らしたい、休日を確保したい、リモートで働きたい。家族や自分の時間を大事にしたい人の軸。
- やりがい・成長の軸:人の役に立ちたい、スキルを伸ばしたい、裁量のある仕事がしたい。仕事の中身に意味を求める人の軸。
もちろん、これらは一つに絞る必要はありません。「お金も時間も両方大事」で当然です。
ただ、「もし一つしか選べないなら、自分は何を一番優先するか」を考えておくと、いざ会社を選ぶときに迷いにくくなります。優先順位こそが、あなたの軸の芯になるんです。
転職の軸の決め方【3ステップ】


では、その「転職の軸」はどうやって見つければいいのか。私が実際にやってきて効果があった、3つのステップを紹介します。紙とペン、またはスマホのメモがあれば今日から始められます。
ステップ1:自分が実現したい「状態・状況」を書き出す
大きな話になりますが、まずはあなたが人生で実現したい状態(お金、仕事、健康など)と状況(人間関係、家族、住む場所など)を、できるだけ具体的にイメージして書き出しましょう。
「30代のうちに年収500万円ほしい」
「土日はしっかり休んで家族と過ごしたい」
「人に感謝される仕事がしたい」
——なんでもかまいません。
もし、なかなか浮かばないときは「逆に、こんな状態・状況にはなりたくない」という方向から考えてみてください。
人間、良い未来より「避けたい未来」のほうがイメージしやすいことも多いんです。「毎日終電まで働くのは絶対イヤ」「上司の顔色をうかがう職場はもう無理」——こうした”NGリスト”も、立派な軸の材料になります。
「自分の強みや、やりたいことがそもそも分からない」という人は、先に自己分析から始めるのもおすすめです。
私も昔はそうでした。
私が転職のサポートをしたOさんの
「自分に強みなんてない」と思っていた私の自己分析の話が、書き出しのヒントになるはずです。
ステップ2:実現するための「手段」を書き出す
次に、ステップ1で書き出した「実現したい状態・状況」に近づくために、どんな手段があるかを洗い出します。
- 30代で年収500万円になるには、どの業界・どの職種なら達成できそうか
- 土日を確実に休むには、どんな働き方・どんな会社を選べばいいか
- それは転職で叶うのか、それとも今の会社でも交渉できるのか
これまで漠然と頭の中にあったものが、文字にすることで一気に具体的になります。そして、ここで「転職」が数ある手段の一つとして見えてくる。「転職ありき」ではなく「目的ありき」で選べるようになるのが、このステップの狙いです。
ステップ3:実行しながらブラッシュアップする
ステップ1と2が一度できたら、あとは実行しながら修正していくだけです。
最初から完璧な軸を作ろうとしなくて大丈夫。動いてみて「あれ、思っていたのと違うな」と感じたら、その都度書き直せばいいんです。一番もったいないのは、せっかく書き出したのに実行に移さないこと。行動しない限り、人生も転職も前には進みません。
軸は「一度決めたら一生変えられないもの」ではありません。
実行と修正を繰り返すことで、だんだん自分だけの軸に育っていく
そんなイメージで気楽に始めてみてください。
転職7回でたどり着いた、私の「軸」の話
ここまで偉そうに書いてきましたが、私自身、最初から軸があったわけではありません。
むしろ真逆で、目の前の不満に流されるまま7回も転職しました。
印刷会社の現場から始まって、人材業界の営業、外国人向けの人材紹介、販売促進の企画、就労支援施設のスタッフ、法人営業、コールセンター、そして今の卸売りのルート営業。私の履歴書シリーズに一社ずつ書いていますが、業界も職種もバラバラです。
これだけ転々とすると、履歴書は正直きれいではありません。
でも、いろんな仕事を経験したからこそ見えてきたものがあります。
それは「自分は、自由に自分の時間を使える生活がしたい」という、私の目的の軸でした。
この軸が定まってからは、会社選びの基準が変わりました。
給料の額面だけでなく「この働き方は、自分の理想の生活に近づくか?」で判断できるようになった。
遠回りはしましたが、7回分の経験がすべて、この軸を見つけるための材料だったと今は思えます。
だから、もしあなたが「転職を繰り返してしまった」と落ち込んでいても、大丈夫。
その経験は、軸を見つけるための立派な材料になります。
軸が決まると、転職も人生もブレなくなる


自分が何のために生きて、働いて、生活しているのか。それが明確になると、毎日が驚くほど過ごしやすくなります。
「自分は、この目的のために、今これをしているんだ」
そう思えると、目の前の仕事の意味が変わってきます。
社会に出ると、どうしても「上司に言われたから」「みんながやっているから」といった外からの圧力で動きがちです。でも、自分の目的が理由になっている行動は違います。
心理学でいう「内発的動機づけ」が働いて、同じ仕事でも前向きに取り組めるようになるんです。
軸は、転職のときだけ役に立つものではありません。日々の仕事の選び方、時間の使い方、人付き合いまで
生き方そのもののモノサシになってくれます。だからこそ、転職を考えている今こそ、自分の軸と向き合う絶好のタイミングなんです。
軸が決まったら、次にやること
軸が見えてきたら、次は「その軸をもとに、具体的にどう選択していくか」です。とはいえ、実際の場面では「A社とB社、どっちが軸に合っている?」と迷う瞬間が必ず出てきます。
そんな”正解のない選択”に答えを出す方法は、転職で迷ったときの判断軸|目的実行術で「正解のない選択」に答えを出す方法で詳しくまとめています。この記事の続きとして、あわせて読んでみてください。
それでも一人で考えるのが難しいときは、気軽に相談してくださいね。私の公式LINEでも、キャリアの相談を受け付けています。7回転職した経験から、あなたの軸探しのお手伝いができればうれしいです。
まとめ:転職の軸が、あなたの人生をラクにする


最後に、今日の内容をおさらいします。
- 転職で一番大事なのは「転職の軸(目的の軸)」を持つこと
- 転職は目的ではなく手段。「何のための転職か」を先に決める
- 軸の見つけ方は「①実現したい状態を書く→②手段を書く→③実行しながら修正」の3ステップ
- 軸が決まると、転職も日々の生き方もブレなくなる
転職の軸は、一日で完璧に決まるものではありません。でも、書き出して、動いて、少しずつ育てていけば、必ずあなただけの軸になります。私も遠回りしましたが、今は自分の軸に沿って自由な生活を目指して頑張っています。
一緒に、後悔のない選択をしていきましょう。ではでは。











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