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どうも、パロです👺
「また辞めたくなってきた。でも、これって逃げだよな……」
転職したのに、やっぱり違う。そんな状態でこの記事にたどり着いたあなたに、先に伝えたいことがあります。私は転職を7回繰り返した、「逃げの転職」の当事者です。だからこれは、評論家の説教ではありません。繰り返した先に何が待っていたかの、実録です。
【実録】リセット転職を繰り返した、私の8社

まず、私の職歴年表を見てください。
少し長いですが、「繰り返すとどうなるか」の生きたサンプルです。
| 社数 | 仕事 | 辞めた理由 |
|---|---|---|
| 1社目 | 印刷会社・現場スタッフ | 営業希望なのに生産管理。キャリアに未来を見いだせず転職 |
| 2社目 | 人材業界・営業 | 成績未達で「クビだ」と迫られる。部署異動を経て、外国人人材事業に挑戦するため転職 |
| 3社目 | 外国人向け人材営業 | 契約社員。結果を出せず契約満了。夢破れる |
| 4社目 | 販売促進・企画営業 | 睡眠障害のような症状で上司と衝突。感情的に退職 |
| 5社目 | 就労支援施設 | 知人のツテで治療しながら勤務。回復後、物足りず転職 |
| 6社目 | 人事管理システムの会社 | 業務の過酷さと人間関係で心身の危険を感じ、逃げるように退職 |
| 7社目 | 採用アウトソーシング | 実態はコールセンター。適応障害に |
| 8社目 | 卸売会社・ルート営業 | 現職。1年目は不安神経症になるも、考え方を変えて安定 |
振り返ると波乱万丈ですが、注目してほしいのは途中経過です。
3社目あたりまでは「挑戦のための転職」の顔をしていました。
でも4社目以降、転職のたびに雇用形態は不安定になり、選べる求人は減り、心身の状態も悪化していった。
坂道は、ゆるやかに下っていくので、渦中では気づけないんです。
それぞれの会社で何があったかは、履歴書シリーズとして1社ずつ書いています。例えば7社目・コールセンターで適応障害になった話、8社目・現職のルート営業で立て直した話など、興味のある回からどうぞ。
転職には2つのタイプがある

転職には「ステップアップ型」と「リセット型」の2種類があります。
ステップアップ型|転職のたびに積み上がる
転職するたびに仕事のレベルや収入が上がっていくタイプ。移った会社で結果を出し、その実績を買われて次へ行く。転職理由は「より大きな仕事がしたい」「より高い報酬を得たい」など、前の会社で得たものを次で活かす転職です。
リセット型|転職のたびにゼロから始まる
転職のたびに仕事のレベルや収入が上下し、場合によっては雇用形態も不安定になっていくタイプ。
転職理由は「仕事が合わなかった」「人間関係が悪かった」など、前の会社を消去することが目的になっている転職です。
世の中の転職成功譚は圧倒的にステップアップ型ばかりで、リセット型のその後は情報が出てきません。だから当事者は「自分だけがおかしいのか」と孤独になる。この記事が存在する理由はそこにあります。
誤解しないでほしい。「逃げ」自体は悪じゃない

ここで、絶対に誤解してほしくないことがあります。
私はリセット型の転職を否定していません。条件付きで賛成です。
世の中には、あなたに合わない仕事・職場が確実に存在します。
心身を壊すような環境なら、逃げるのは正解。私の6社目がそうでした。
実際、休職して年収200万円ダウンの転職を選び、「安心して長く働ける」を手に入れた相談者さんもいます。
その実話は「逃げの転職」は逃げじゃない|休職して年収200万ダウンを選んだ話とキャリア相談をして年収200万円ダウンの内定を選んだ理由で読めます。
パロ「逃げていい場合」と「踏みとどまって考える場合」の違いは、
①命と健康の危険があるか
②“何から”逃げるかを言語化できているか、の2つ。
言語化できている逃げは、もう逃げじゃなくて戦略的撤退です。
問題は、逃げることではなく、「何が嫌だったのか」を言語化しないまま、次の会社に飛び込むこと。
原因が分からないまま環境だけ変えても、同じ地雷をまた踏みます。
私が7回かけて学んだのは、たったこれだけのことでした。
リセット型に期限がある理由|30代からは「実績」で見られる


そのうえで、現実の話をします。私の経験上、そして相談現場での実感として、リセット型の転職を繰り返せるのは30代前半までです。
理由はシンプルで、30代以降の採用は「ポテンシャル」ではなく「経験・実績」で判断されるから。
20代なら「やる気」で通った未経験転職も、30代では「この人は何ができるのか」に答えられないと厳しくなります。30代の未経験可の求人は、成果勝負の営業職や、常に人手が足りない職場に偏りがちなのも、相談現場で見てきた実情です。
ただし、転職回数が多いこと自体は、戦い方次第でカバーできます。
私自身、転職7回でも8社目の正社員になれました。
その方法は転職回数が多い30代でも正社員になれる!7回転職したパロが教える成功の5ポイントにまとめています。
20代の方は20代で転職回数が多くても不利にならない|採用される3つのコツをどうぞ。
ループから抜け出す3ステップ


では、どうすればリセット型からステップアップ型(あるいは「安定型」)に切り替えられるのか。私が8社目でようやくできたこと、そして相談者さんに必ず勧めることは、この3つです。
ステップ① 現職の不満を、紙に全部書き出す
「なんとなく嫌」のまま辞めるのが、リセット型の入口です。不満を全部書き出して、「転職でないと解決できないもの」がどれかに印をつけてください。
人間関係の完全な破綻、会社の構造的な問題
これらは転職案件。それ以外は、現職で試せることが残っています。
書き出しの詳しいやり方は仕事辞めたい30代へ|後悔しない5つの判断基準で解説しています。
ステップ② 「自分の軸」を先に作る
次の応募の前に、転職の軸を作ります。軸とは「何を得たいか」と「何を避けたいか」の言語化です。
私の場合、8社目でようやく「安定した環境で、副業も含めて自己実現する」という軸ができて、初めて転職が止まりました。
作り方は【転職の軸の決め方】転職7回の経験者が教える「ブレない転職」の始め方へ。自分の適性から見直したい方は向いてる仕事がわからない30代へも合わせてどうぞ。
ステップ③ 市場を見てから動く。焦って決めない
軸ができたら、転職市場で「今の自分にどんな選択肢があるか」を確認します。求人数の多い大手エージェントに登録して求人を眺めるだけでも、焦りからの飛びつき転職をかなり防げます。
📖 登録前に評判や向き不向きを確認したい方は、リクルートエージェントの評判は?【向いてる人・避けるべき人】をどうぞ。
ここで大事な注意をひとつ。エージェントは転職させることで報酬を得るビジネスです。
「リセットを繰り返すべきか迷っている」という相談の壁打ち相手には向きません。その役割は、利害関係のない相手に頼んでください。



もし今回の転職で失敗したと感じていても、リカバリーはできます。
転職失敗したと感じたらどうする?に対処法をまとめているので、落ち込む前に読んでみてください。
私が8社目で止まれた、たったひとつの考え方


最後に、7回転職した私がなぜ8社目で止まれたのかを書いておきます。
転職先が特別に良い会社だったから——
ではありません。
実際、8社目の1年目は人生の目的が見えず、不安神経症になるほど追い詰められていました。
変わったきっかけは、「自己実現のすべてを本業に求めるのをやめた」ことです。
仕事は生活の土台と割り切り、挑戦したいことは副業や発信で実現すればいい。そう考えられるようになった瞬間、「今の会社が理想と違う」ことが転職理由ではなくなりました。
リセット型を繰り返す人の多くは、会社に「すべて」を求めています。
やりがいも、人間関係も、成長も、収入も全部。
でも、全部を満たす会社はほぼ存在しないので、どの会社に入っても不満が生まれ、また辞めたくなる。
「会社に求めるもの」と「会社の外で叶えるもの」を切り分けることが、ループの出口でした。この考え方は生活のために働くのがしんどい30代へ|7回転職したパロが辿り着いた3つの武器で詳しく書いています。
よくある2つの質問|回数と職務経歴書


Q1. 転職回数は、何回から不利になりますか?
相談現場の実感では、30代だと3回目あたりから面接で理由を深く聞かれるようになります。ただし大事なのは回数そのものより、「一貫した説明ができるか」。バラバラに見える転職歴でも、「自分は◯◯を求めて動いてきた」という軸で語り直せると、印象は大きく変わります。7回の私でも内定は取れたので、回数だけで諦める必要はありません。
Q2. 短期離職は、職務経歴書にどう書けばいいですか?
隠さないこと。省略や虚偽は、雇用保険の記録などから発覚するリスクがあり、発覚したときのダメージのほうがはるかに大きいです。書き方のコツは、事実+そこで得た学び+次にどう活かしたかをセットにすること。「3ヶ月で退職」も、「環境の見極め基準を持てていなかった。以後は◯◯を確認して選んでいる」と続ければ、失敗談ではなく成長の証拠になります。
迷ったら、7回逃げた私に話してください


「これは逃げるべき状況なのか、踏みとどまるべきなのか」——この判断は、渦中にいる本人がいちばん見えません。私は7回分の失敗パターンと、1,000件超の相談事例を持っています。あなたの状況がどのパターンに近いか、一緒に整理できます。


まとめ|逃げてもいい。ただし、軸を持って


- ✅ リセット型の転職を繰り返すと、選択肢・収入・心身がゆるやかに削られていく(実録)
- ✅ ただし「逃げ」自体は悪ではない。心身の危険からの逃げは戦略的撤退
- ✅ 問題は「何が嫌だったか」を言語化せずに次へ飛び込むこと。同じ地雷をまた踏む
- ✅ リセットが通用するのは30代前半まで。以降は経験・実績で見られる
- ✅ 脱出は「不満の書き出し→軸づくり→市場を見てから動く」の3ステップ
- ✅ 「逃げるべきか」の壁打ちは、利害関係のない相手に
7回逃げた私が、今は「自分の可能性を拡げ続ける」を軸に、本業も副業も楽しめています。回り道はしましたが、手遅れではなかった。あなたも、まだ間に合います。
それでは今日は、このへんで。
ではでは。読んでくれてありがとうございました👺✨













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