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「何度転職しても、続く仕事が見つからない…」
「自分に合う仕事って、どうやったら分かるの?」
転職を考えるなかで、そう悩んでいるあなたへ。
どうも、PAROです。
30代後半・転職7回。8社目の卸売りルート営業は、6年続いています。
私の8社の中で、いちばん長く続いている仕事です。
7社目のコールセンターでは、体調を崩して退職しました。
同じ私が、なぜ8社目では続いているのか。
結論から言うと、仕事が楽だったからではありません。
「自分はどんな仕事で力が出るか」を、入社前に言葉にしていたからです。
この記事では、その条件をどう見つけたか、実際の1日、続いている理由と今もしんどいことを、ありのままお話しします。
ルート営業という仕事そのもののメリット・デメリットは、ルート営業はきつい?6年続けてわかったメリット・デメリットにまとめています。


30代後半・転職7回・8社目のPAROです
詳細な自己紹介もかねて、私が経験してきた8社をシリーズで振り返ります。
これまで経験してきた職種はざっくりこんな感じです。
- 【シリーズ②】7社目・コールセンター編
- 【シリーズ③】6社目・管理システム法人営業編
- 【シリーズ④】5社目・就労支援施設スタッフ編
- 【シリーズ⑤】4社目・販売促進企画営業編
- 【シリーズ⑥】3社目・外国人向け人材営業編
- 【シリーズ⑦】2社目・人材業界営業編
- 【シリーズ⑧】1社目・印刷会社現場スタッフ編
各仕事で何を学んだか・なぜ辞めたか・次にどう活かしたかを中心に書いていきます。
今回はその第一弾として、現職の卸売りルート営業が、なぜ続いているのかをお伝えします。
8社目にルート営業を選んだ理由
8社目を探していたとき、私には1つだけ、はっきりしている条件がありました。
自分は「初対面を数で当たる仕事」ではなく、「同じ相手と関係を積み上げる仕事」で力が出る。
2社目の人材会社では、毎朝100件のテレアポが日課でした。
7社目のコールセンターでも、電話の仕事で同じ疲れ方をして、最後は体調を崩しています。
同じ折れ方を2回したから、条件のほうが先に分かっていました。
既存のお客様を定期訪問するルート営業は、その条件にそのまま当てはまる仕事でした。
応募したときの志望動機は、志望動機が書けない人へで実物を公開しています。
ルート営業(卸売り)の仕事内容|1日の流れ
そもそもルート営業ってどんな仕事をしているの?というところから。私の場合、1日の流れはざっくりこんな感じです。
- 8:30 出社・メール&FAX確認(夜中〜早朝に届いた発注を仕分け)
- 9:00 受発注処理・在庫確認(仕入先に発注、納期確認)
- 10:00〜12:00 既存顧客への訪問(雑談8割・商談2割)
- 12:00〜13:00 昼休み(外回り中なので車内or飲食店)
- 13:00〜16:00 訪問の続き 納品同行または機械修理など
- 16:00〜18:00 帰社→見積作成・請求書発行・翌日準備
- 18:30〜19:30 帰宅(残業は月20h前後)
担当している顧客数は、私の場合は約30〜40社。週1〜月1のペースで定期訪問し、注文を受け、在庫を確認し、納期を伝え、トラブルがあれば対応する。これがルート営業の基本サイクルです。
新規開拓の営業と違って、すでに取引のあるお客様との関係を深めて、継続して買ってもらうのが仕事の中心。
だから「飛び込み」も「テレアポ」も基本ありません。ここが私の会社のルート営業ならではの長く働きやすい要因でもあります。
6年続いている5つの理由
過去7社で営業職・支援職・現場職を経験してきた私が、この仕事を続けられている理由は5つあります。
①新規TELアポがなくプレッシャーが低い
これが一番大きい。2社目の人材業界の新規営業をしていた頃は、毎朝100件のテレアポノルマがあって、断られ続けるうちにメンタルが削られていきました。受話器を握るのが本当にしんどかった。
ルート営業は、すでに取引のある会社を回るのが基本。
「初めまして」から始まる電話・訪問はほとんどなく、心理的な負担が圧倒的に軽いです。新規開拓のプレッシャーで疲弊した経験がある人ほど、この差は大きく感じると思います。
②残業20h程度でプライベートが取れる
業界・会社によって差はありますが、私の会社の場合月の残業は20時間前後。
土日祝は基本休み、有給も取りやすい環境です。
過去には残業60時間超え・休日出勤当たり前の会社にもいました。そういう環境にいると「家に帰っても寝るだけ」「趣味の時間ゼロ」という状態になり、転職の原因にもなります。プライベートと仕事のバランスが取れるのは、長く続けるうえでとても重要な条件です。
③お客様に頼られるやりがい
ルート営業の面白いところは、お客様との関係が長く続くこと。何年も同じ担当として通っていると、「PAROさんに頼めば早い」「困った時はまずPAROさんに電話」と言ってもらえる場面が出てきます。
新規営業で1回の契約を取って次の客先に行く働き方とは違い、同じお客様の役に立ち続けることがやりがいになる。人と長く関わることが好きな人には向いている仕事です。
④ガテン系だけど情の深い人間関係
顧客先の業界柄、お客様は工場・現場・職人さんが中心です。
最初は怖そうに見える方も多いですが、付き合ってみると義理堅くて情が深い方が多い。
修理などが終わると、現場で「お疲れ、缶コーヒー飲んでけ」と声をかけてもらうことがあります。スーツを着たホワイトカラーの世界とはまた違う、人間味のある関係性に救われる場面が少なくありません。👺✨
⑤自分の裁量で動ける営業スタイル
ルート営業は、1日のスケジュールを自分で組める裁量の大きさも魅力です。どの順番でどのお客様を回るか、いつ事務作業をまとめるか、自分で決められる。
上司に細かく管理される働き方が苦手な人、自分のペースで仕事を進めたい人には向いている環境です。逆に、指示待ちタイプには物足りなく感じるかもしれません。
ここまで読んで「自分にも合いそう」と感じた方は、転職を考える前に「自分の軸」を整理しておくと、ミスマッチを大きく減らせます。私が7回転職して痛感した話を 転職の軸が決まらない3つの原因|ぐるぐる思考を抜け出す方法【体験談】 にまとめてあるので、合わせてどうぞ。
6年たっても、正直しんどい3つのこと
もちろん良いことばかりではありません。ここからは、私が働く卸売り業界ではこういう面がしんどい、というデメリットを3つお話しします。会社によって差はあるので、あくまで私の現場での話として読んでください。
①段取りミスると残業地獄
ルート営業は基本「楽」と言われがちですが、それは段取りがうまく回っている時の話。発注ミス・在庫切れ・納期遅れが重なると、一気に修羅場になります。
「明日の朝9時までに納品が間に合わない」とお客様の生産が止まる。
仕入先に頭を下げ、運送会社を手配し、自分で運ぶことすらある。
ミス1つの代償が大きい仕事です。穏やかな日常の裏に、常にこの緊張感があります。
②アナログ業務が多い
今の会社からの視点ですが、FAX・電話・紙伝票・押印がいまだに現役。発注はFAX、見積は手書き、請求書は郵送…という光景が日常です。
クラウドツール・チャット・電子契約に慣れた人からすると、最初はカルチャーショックを受けるかもしれません。「なぜこれをデジタル化しないのか」と感じる場面は本当に多い。改善余地は大きいですが、業界の変化は緩やかです。
③年収の爆発力は弱い
新規開拓の営業と違ってインセンティブの比率が低く、年収が一気に伸びるタイプの仕事ではありません。
「30代で年収1,000万を狙いたい」「成果を出した分だけ稼ぎたい」という方には物足りなく感じるはずです。逆に、安定して長く稼ぎたい人には向いている。年収カーブはなだらかですが、その分浮き沈みも少ない、というイメージです。
最初の1年は、ここも辞めようと思っていた
続いている、と書きましたが、最初から順調だったわけではありません。
入社して最初の1年は、かなり苦しかった。
頭の中は「ここも違うかも」「9社目を探すべきか」でいっぱいで、仕事に身が入らない日が続きました。
踏みとどまれたのは、入社前に言葉にしていた条件があったからです。
しんどい日でも、「きつい。でも、初対面に数で当たる仕事ではない」と確かめられました。
もう1つ、自分の課題にも気づきました。
どこへ行っても、目の前のことに真剣に向き合うのを避けていたことです。
この話は「人生ぬりかべ」の記事に書いています。
環境の面でも、8社目は人・道具・評価・情報の4つがそろっていました。
6社目との比較は安心して働ける職場の条件4つにまとめています。
ルート営業という仕事の向き不向きは、ルート営業はきつい?6年続けてわかったメリット・デメリットで詳しく整理しました。
自分にも合うかを確かめたい方は、そちらをどうぞ。
30代転職7回でたどり着いた「自分に合う仕事」の法則
ここまで読んでくださった方なら気付いているかもしれませんが、ルート営業の評価は「人によって正反対」になります。私が「ありがたい」と感じる部分が、別の人には「物足りない」になる。
30代で7回も転職してきて、ようやく見えてきたのが、自分に合う仕事を選ぶときのシンプルな法則です。
価値観 × 業界の力学 × 職場環境 = 合う会社
この3つのうち1つでも大きくズレると、どんなに条件が良く見えても続きません。私が短期離職を繰り返した理由は、毎回どれかがズレていたからでした。
- 価値観:自分が何を大事にしたいか(安定/挑戦/自由/貢献…)
- 業界の力学:その業界が今どこに向かっているか(成長/停滞/縮小)
- 職場環境:人・上司・社風・働き方の合致度
「ルート営業が合うかどうか」も、結局この3軸で考えると見えてきます。仕事の良し悪しではなく、あなたとの相性で考えてみてください。
シリーズで読む|転職7回・全社の振り返り
この記事を含めて、私の「私の履歴書」シリーズは全8話、すべて公開済みです。それぞれの仕事で何を学び、なぜ辞めたか、次にどう活かしたかをまとめています。
- 【シリーズ①】8社目・卸売りルート営業(現職/本記事)
- 【シリーズ②】7社目・コールセンター編
- 【シリーズ③】6社目・管理システム法人営業編
- 【シリーズ④】5社目・就労支援施設スタッフ編
- 【シリーズ⑤】4社目・販売促進企画営業編
- 【シリーズ⑥】3社目・外国人向け人材営業編
- 【シリーズ⑦】2社目・人材業界営業編
- 【シリーズ⑧】1社目・印刷会社現場スタッフ編
気になる回からどうぞ。遡るほど若い頃の私に出会えます。
ルート営業への転職を検討しているあなたへ
ここまで読んでくれたあなたへ、最後に少しだけ。
ルート営業に限らず、自分に合う仕事を見つけるには「比較」が必要です。一社だけ見て決めると、視野が狭いまま判断することになります。
転職エージェントは複数登録が基本
短期離職や転職回数が多い方こそ、エージェントの複数併用をおすすめします。
エージェントによって、
- 持っている求人が違う
- 短期離職への理解度が違う
- 担当者との相性も違う
最低でも2〜3社登録して、相性の良い担当者を見つけるのが近道です。
👉 30代向けに厳選したエージェントは 【2026年版】30代におすすめの転職エージェント5選にまとめています。
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動く前に「自分の軸」を整える
ただし、エージェント登録の前にやっておきたいことがあります。
それは、「自分の価値観・キャリアの軸を明確にすること」です。
- なぜ転職するのか
- 次に求めるものは何か
- 絶対に譲れない条件は何か
これが曖昧なまま動くと、また同じ失敗を繰り返します。私はこれで7回失敗してきました。
👉 軸が決まらず悩んでいる方は 転職の軸が決まらない3つの原因|ぐるぐる思考を抜け出す方法【体験談】も併せてどうぞ。
一人で抱え込まないで
転職活動は、一人で抱え込むほど苦しくなります。
私自身、不安神経症になりかけた時期に気持ちが楽になったのは、コミュニティで誰かに相談できたことでした。人に話すだけで頭が整理される。第三者の視点で見えていなかった選択肢が見える。
もしエージェント登録の前に、まず「自分の軸」を整える壁打ち相手が欲しいなら、私が運営している個人向けキャリア相談サービス 「2人目のキャリアアドバイザー」 もあります(公式LINEから無料で初回相談可)。
- 価値観マップで自己分析を深掘り
- モチベーショングラフでキャリアの軸を発見
- TCL分析で適職を可視化
- 職務経歴書の添削サポート
※エージェント面談で「自分の希望がうまく言葉にできない…」とつまずきやすい方向けです。
転職エージェントは「次の仕事を決めること」がゴールですが、私のサービスは「あなたが納得できるキャリアを一緒に作ること」がゴールです。
はじめの3往復は無料です。
続けて伴走する場合は30日5,500円(税込)です。くわしくはサービスページをご覧ください。
よくある2つの質問
Q. 転職回数が多くても、長く続く会社は見つかりますか?
見つかります。
私は7回転職して、8社目で6年続いています。
違いは運ではなく、入る前に「自分が力を出せる条件」を言葉にしていたかどうかでした。
条件の見つけ方は転職の軸の決め方にまとめています。
Q. 入社してすぐ「合わないかも」と感じたら、どうすればいいですか?
1ヶ月目は判断せず、違和感をメモしておくだけで十分です。
私も8社目の最初の1年は、何度も迷いました。
慣れで消える違和感と、残り続ける違和感は、時間がたたないと見分けられません。
見分け方は入社1ヶ月にやること5つに書いています。
まとめ:続く仕事は、入る前の「条件」で決まる
長くなりましたが、最後にまとめます。
【8社目が続いている理由】
- 2社目と7社目の失敗から、「同じ相手と関係を積み上げる仕事」という条件を言葉にしていた
- 既存のお客様を回るルート営業が、その条件にそのまま当てはまった
- 最初の1年に迷ったとき、戻れる条件があった
【自分に合う仕事の法則】
価値観 × 業界の力学 × 職場環境 = 合う会社
ルート営業が、誰にでも合うわけではありません。
でも、自分が力を出せる条件を言葉にしてから選べば、転職7回の私にも続く場所は見つかりました。
動く前に「自分の軸」を整えて、エージェントを複数比較しながら、納得できる選択をしてくださいね。
それでは、また次の記事で。👺✨
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